そろそろ行きたい山に行きたい。
いざ4連休となると、候補がいくつもあってなかなか決めきれないまま、その週になってしまった。気持ちをリセットして余計な邪念は取り除き、本来行きたかった山を思い出した。
そう、ひとつしかない。大無間だ!
その山容から深南部での存在感は計り知れず、実際に歩いてみても壮大だった。藪山讃歌によると、むしろ大無間より西側こそが深南部の雰囲気を味わえるそうだ。時の経過によりその雰囲気がガラリと変わっている場所は多くある。期待して行っても実際には様子が変わり落胆することも多い。調べてもあまり情報が出てこない。はてさて、かつては林業で栄えた左岸林道から入る大樽(垂)沢からの山様の"イマ"はどちらに傾いているのだろうか。
寸又峡と聞いて、大半が、どこ?とか、遠いねとかだと思うけれど、昭和43年の事件のことは上の世代の人に言われるまで知らなかった。今回の大樽沢橋までが昭和41〜42年施工と書かれていたので、寸又峡全盛期の頃なのかな?次回行くときに調べておこうと思う。
さて話は令和に進みまして、今回の主旨は、大無間をこれぞと想うクラシックルートでゆくこと。
①左岸林道を忠実に辿る。ただし本当に始点の朝日トンネル出口からだと道幅狭く交通量の多い車道を戻るのは不自然であり、朝日岳登山口からピストンで始点へ戻るのも更に不自然であることから、左岸林道の始点は朝日岳登山口とした。気持ち的にはスッキリしないが、現代の自然な歩き方としたら納得しても良いかな、というところで妥協。
②鹿の土俵場〜三方嶺の間の、これぞという雰囲気の場所で泊まり、全身で深南部を感じる。
③卯山を経て井川小中学校へ下山する。
2025/5/3〜5
5/3
金谷駅=(大井川鐵道)=家山駅=(バス)=千頭駅=(バス)=寸又峡温泉14:00---左岸林道---お立ち台付近18:30(幕)
5/4
お立ち台6:30---大樽沢登山口8:50.9:200---樺沢コル12:00.12:30---鹿の土俵場14:15---三方窪15:30(幕)
5/5
三方嶺5:50---三隅池8:20---大無間山9:40.10:10---関ノ沢ノ頭(中無間山)11:10.20---小無間山12:40---小無間小屋14:50.15:05---卯山17:50.55---井川小中学校19:55
5/6
井川小中学校入口バス停7:34=(井川地区自主運行バス)=横沢8:43.9:01=(バス)=静岡駅10:15
それでは1日目、移動の旅からスタート🙌
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